ファスティングダイエットは、ほとんどの人が体重を落とすことができます。
しかし、1度だけのファスティングではほとんどの人がリバウンドします。
では、どうすればリバウンドしないのか…。
今回は、ファスティングダイエットで体重をキープするポイントについてまとめています。
1、ファスティングはなぜリバウンドするのか
短時間の食事制限
断食直後は身体が低栄養状態になっており、普段よりも栄養の吸収力が高まっています。
この状態で急に普段通りの食事をしてしまうと、脂肪をため込みやすくなっている為、リバウンドの原因になります。
正しい回復食を摂り、徐々に普段の食事に戻していくことが大切です。
ファスティングは、「断食期間が終われば何を食べても大丈夫」というものではありません。
内臓を休めたり、デトックス効果の為に一定期間の断食が必要ではありますが、断食明けに暴飲暴食を繰り返せばリバウンドしてしまうのは当たり前です。
筋肉量が落ちる
断食をすると体の中に燃焼できるカロリーが足りなくなる為、筋肉や脂肪を分解してエネルギーに替えます。
そのため筋肉量が減ってしまい、筋肉量が減ると代謝が落ち、リバウンドの原因になってしまいます。
ファスティング中も筋肉を落とさないために、ウォーキングやストレッチなど軽めの有酸素運動を行うことがおすすめです。
2、リバウンドさせないために
正しい回復食を摂る
「ファスティング後の回復食は、ファスティングの成功を左右する」と言われるほど重要です。
消化器官への負担を減らし、デトックス効果を持続させる為にもゆっくりと普通の食事に戻していきましょう。
断食明けは、まず具の入っていない味噌汁やスープを最小限の味付けで摂取しましょう。
その後、お粥やお豆腐等やわらかい食事に移行させてください。
回復期間の食事は、ゆっくりとよく噛んで食べ、腹8分目におさえることがポイントです。
回復食についてはこちらの記事で詳しくまとめています!
ファスティング~回復食で食べていいもの・食べてはいけないもの~
酵素ドリンクを使う
酵素ドリンクを摂取しながら行うファスティングを「ミネラルファスティング」といいます。
酵素ドリンクは他の飲み物と比べて「消化酵素に使われるエネルギーを抑えながら、たくさんの栄養を吸収できる」というメリットがあります。
効果を高めながら、酵素ドリンクを摂取することで空腹感も解消できるのです。
定期的にファスティングを繰り返す
一度のファスティングで終わるのではなく、定期的に繰り返すことで体重が定着していきます。
また、食事への意識も変わり、余分な糖分を欲しくなる身体に近づきます。
その際は、あくまで無理のない間隔で行うことが大切です。
3、体重キープの為にするべきこと4選
①毎日体重計に乗る
自身の状態を正しく把握すること、日々の変化に気づくことが大切です。
これは、ファスティングに限らず、ダイエットをする上では必要不可欠な行動です。
毎日同じ時間に体重計に乗る癖をつけて、自身の変化に気づけるようにしておきましょう。
②朝食を酵素ドリンクに置き換える
朝食を酵素ドリンクに置き換えた場合、前日20時に夕食を摂り、翌日12時に昼食を食べるまで16時間空くことになります。
自然と16時間ファスティングをしていることになるのです。
1日以上の断食期間をとるのはハードルが高い…と感じる場合は、まずは朝食を酵素ドリンクに置き換えてみてください。
無理なく継続することで、体重をキープすることができます。
③水分を1日2ℓ以上摂る
ダイエットに大切な基礎代謝のUPには適切な水分補給がかかせません。
また、適切な水分補給を行うと、むくみの予防や便秘解消の効果も得られます。
継続して酵素ドリンクを摂取する場合には、十分な水分補給が酵素の力を高めます。
ファスティング期間に関係なく、水分をしっかり摂る癖をつけましょう。
④食習慣の癖を見直す
毎食デザートがやめられない、甘い飲み物を毎日飲む、油っぽいメニューを夕食に選びがち…といった食事の癖が誰にでもあると思います。
正しい知識でファスティングをすると、こういった食事の癖に気づきやすくなります。
ファスティングをすることで、無駄に糖分をとることに抵抗を感じるようになり、悪い習慣から卒業することに繋がります。
4、まとめ
リバウンドを防ぐポイント
◎正しい回復食
◎酵素ドリンクを使う
◎定期的にファスティングを繰り返す
体重キープの為のポイント
◎毎日体重計にのる
◎朝食を酵素ドリンクに置き換える
◎水分を1日2ℓ以上摂る
◎食習慣の癖を見直す
ファスティングにおいてリバウンドすることは悪いことではありません。
そもそもファスティングは、体重を落とすことだけを目的にするのではなく、デトックス効果や食生活を見直すことで健康的な美に近づくことができます。
体重を落とす為に無理なスケジュールを立てるのではなく、自分に合ったペースで継続して行う事で、減少した体重を定着させることに繋がります。
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