ファスティングとは、準備期間・断食期間・回復期間の3つの期間から成り立ちます。
ファスティングにおいて【準備期間】は、固形物を長時間断つ【断食期間】に備えるための重要な期間です。
今回は【準備期間】の食事について、
「食べていいもの」と「食べてはいけないもの」をまとめております。
1,準備期間とは?
冒頭に書いた通り、【準備期間】とは、固形物を長時間断つ【断食期間】に備えるための重要な期間です。
体をファスティングに慣らしていく準備として、徐々に食事量を減らすことを意識してください。
特にダイエット目的でファスティングをする場合、いきなり食事量を減らしてしまうと、体が「飢餓状態に陥った」と錯覚し、脂肪をため込んでしまいます…。
ある程度の時間(※【断食期間】と同じ期間、短くても半分の期間を当てるといいとされています。)をかけ、少しづつ食事量を減らし、食事をしないことのストレスが生まれにくい状態へと体を導きましょう。
2、準備期間に食べていいもの
準備期間は胃に負担の少ない食事を意識します。
脂質の多い食品は避け、和食を中心にとることがおすすめです。
和食でも砂糖を多く使って味付けしているメニューは避けましょう。
積極的にまんべんなく食べると、
体にとって必要なビタミンやミネラルを補給しながら
体を整えていくことができます。
ま …豆 納豆 大豆 黒豆
ご …ごま ナッツ アーモンド くるみ
は …発酵食品 漬物 味噌 酢 梅干し
や …野菜
さ …魚 青魚 鮭
し …しいたけ きのこ
い …いも 山芋 こんにゃく
わ …わかめ 海藻 ひじき のり もずく
主食
主食には玄米やオートミール、そばがおすすめです。
味付け
濃い味付けは食欲を増幅させますので、だしを効かせてなるべく薄めの味付けにするといいでしょう。
甘みをつける際は白砂糖を極力避け、みりん・はちみつ・てんさい糖を使います。
食事量
食事量は徐々に減らすのがポイントですが、腹6~7分目を目安にします。
食事の時間
夕食は夜20時には食べ終わっているのが理想的です。
3、準備期間の間食
白砂糖・バターや生クリーム・油を多く使用した菓子・スナック類はできればとらない方がいいです。
どうしても甘いものがとりたくなった時は、高カカオ・高ポリフェノールのチョコレートを選びます。
または、ナッツやくるみでしのぎましょう。
断食期間前日は間食を避けることがのぞましいですが、どうしても空腹感が押さえられないときは、果物や梅干しを少量ずつとったり、ナッツやくるみをよく噛んでゆっくり食べるのがおすすめです。
4、準備期間に飲んでいいもの
準備期間は食事・酵素ドリンク以外に1日2ℓ以上の水分を摂取します。
・水
・炭酸水
・プロテイン
※大量に摂取するのはよくありませんが、タンパク質を摂取できるのでおすすめです。
・具のないお味噌汁
・トマトジュース
・豆乳
・カフェインの入っていないお茶・ハーブティー
酵素ドリンクを摂取しながら行う方法は「ミネラルファスティング」と言われ、酵素ドリンクを用いることで、ファスティングの最大の目的である代謝酵素を活性化させることができます。
水だけでファスティングをすると、代謝酵素を活性化させるのに必要なミネラルやビタミンを摂取出来ません。
良質な酵素ドリンクを選ぶことが大切です!
5、準備期間に避けるべき食事
準備期間中、下記の食事はできるだけ避けましょう。
・脂質の多い肉や魚
・卵
・揚げ物等の油を多く使う食事
・チーズやヨーグルト等の乳製品
・ハムやウインナー、練り物等の加工食品
・小麦製品
・スイーツやお菓子等の白砂糖をたくさん使った甘いもの
6、準備期間に避けるべき飲み物
・カフェインを含む飲み物
・アルコール飲料
・糖分の多いジュースや炭酸飲料
上記に加えて注意するべき飲み物は「ゼロカロリー」表記の炭酸飲料です。
ゼロカロリーと表記された飲み物の多くは人工甘味料を使用しており、糖分がゼロとは限りません。
7、まとめ
以上、準備期間中の食事について紹介しました。
ファスティングの効果を左右する大事な期間の食事ですので、ぜひ参考にしてください。
急に全ての食事を変えることは難しいですが、避けるべき食材を頭に入れておくだけで食事に対する意識が変わると思います!
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