こんにちは。
2年間様々なファスティングに挑戦し、産後太りの解消・食生活の改善に成功した、
30代主婦のcororin(コロリン)です。
筆者自身、初めて取り組んだ1週間のファスティングダイエットは、あいまいな知識で挑戦した結果、
-1.5キロという結果に終わってしまいました・・・。
その後、正しい知識のもと、再度1週間のファスティングダイエットをした結果、
なんと-2.6キロの減量に成功しました!
ファスティングダイエットはやり方のポイントを押さえることで、より成果をあげることができます。
今回は、これからファスティングに挑戦したい方に向けて、ファスティングの
分かりやすい解説、基本的なやり方をご紹介します。
1、ファスティングとは?
ファスティングとは、
一定の期間全ての食べ物、または特定の食べ物を断つ行為を意味します。
実施期間は様々ですが、ファスティングの多くは半日~数日間固形物を摂取せず、飲み物だけを摂取して過ごします。
16時間固形物をとらない16時間ファスティング、
1日間固形物をとらない1日ファスティング、
3日間固形物をとらない3日ファスティング等、やり方は様々です。
必要最低限のカロリーやビタミンを液体で摂取することで、空腹感を軽減し、日常的に行えることが魅力の一つです。
2,ファスティングをするメリット
ファスティングは、古くから宗教的な行為として世界各地で行われてきました。
一部の宗派や協会では現在も定期的に断食が行われ、精神的に自身を高めるための行為であると考えられています。
身体的なメリットは下記の5点です。
①体内のデトックス
消化器官を休ませることで、老廃物や毒素を排出するデトックス機能が高まります。
②腸内環境を整える
固形物を断つことで消化活動を休めることができ、代謝酵素が活発化します。
体内に溜まっていた便や不要なものを排出する動きが高まり、腸内環境が整います。
③免疫力の向上
腸内には多くの免疫細胞が集まっている為、腸内環境が整うと、免疫細胞の活性化にも繋がります。
④肌荒れの改善効果
腸内環境の悪さは、吹き出物・しわなどの肌荒れを引き起こす要因となります。
内臓を休ませ、腸内環境が改善されることで、肌トラブルの改善にも繋がります。
⑤体重の減少
食事量の減少により、体重も減少する。
デトックス効果により、むくみの改善も期待できる。
3,ファスティングのスケジュール
ファスティングには準備期間・断食期間・回復期間があります。
固形の食べ物を長時間断つための【準備期間】、
ファスティングの実施期間である【断食期間】、
固形の食べ物を体に慣らす【回復期間】です。
【準備期間】・【回復期間】は、できれば【断食期間】と同じ期間、短くても半分の期間を当てるといいとされています。
例えば、3日間の断食期間でファスティングする場合はこのようなスケジュールが理想的です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 |
準備期間 | 断食期間 | 回復期間 |
準備期間を長めにとった断食期間1日のスケジュールがおすすめです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
準備期間 | 断食期間 | 回復期間 |
4,ファスティング中何を食べればいいの?
【準備期間】
①和食を中心に
和食の中でも白砂糖を多く使った味付けのメニューは避けましょう。
②「まごはやさしいわ」の食材
ま …豆 納豆 大豆 黒豆
ご …ごま ナッツ アーモンド くるみ
は …発酵食品 漬物 味噌 酢 梅干し
や …野菜
さ …魚 青魚 鮭
し …しいたけ きのこ
い …いも 山芋 こんにゃく
わ …わかめ 海藻 ひじき のり もずく
【断食期間】
①水分
2~2.5ℓを目安に
②酵素ドリンク
コップ1杯を1日の内に4~5回摂取する酵素ファスティングであれば、空腹感もまぎれ、初めての方でも挑戦しやすいです。
【回復期間】
①お粥や具無しの味噌汁から
断食後はいきなり固形物をとらず、お粥や具無しの味噌汁から徐々に体を慣らします。
②「まごはやさしいわ」の食材
固形物を摂取できるようになってからも、準備期間と同じく「まごはやさしいわ」の食材を心がけましょう。
5,ファスティング中のNGフード
①肉、卵、乳製品
消化不良の原因となる為できるだけ避けましょう。
②食品添加物
酵素の働きを妨げ、浪費させてしまいます。(ベーコン・ハム・ちくわ・バター等)
③白砂糖
吸収・分解にたくさんの酵素を消費してしまいます。
④コーヒー・緑茶
カフェインによって内臓に負担がかかり体内浄化の効果がうすれてしまいます。
⑤アルコール
脂肪燃焼の妨げや急速な血圧や体温の上昇・脱水症状を引き起こす可能性があります。
⑥過酸化脂質・トランス脂肪酸
善玉コレステロールを減少させます。(スナック菓子・干物やフライ等)
⑦白米や白いパン、うどん(高GI食品)
脂肪を蓄積する働きを促すため避けるべき食材です。
6,ファスティングを成功させるポイント
①事前のスケジュール組み
日常的に行えるファスティングですが、空腹感との闘いでもある為、
心に余裕のある状態で取り組むことが理想的です。
予定が詰まっている日や、体に負担のかかりやすい生理中を避けた日程で取り組みましょう。
②こまめに水分をとる癖をつける
老廃物の排出効果を高める為・代謝をアップする為にも、ファスティング中の水分補給は必要不可欠です。
最低でも1日2ℓの水分補給を目安にしましょう。
ファスティングに取り組む前から、水分をとる癖をつけておくといいでしょう。
一度に吸収できる水の量は「200~250㎖」と決まっているので、こまめな水分補給を心がけてください。
③正しい回復食をとる
「ファスティング後の回復食は、ファスティングの成功を左右する」
と言われるほど重要です。
消化器官への負担を減らし、デトックス効果を持続させる為にも、ゆっくりと普通の食事に戻していきましょう。
断食明けは、まず具の入っていない味噌汁やスープを、最小限の味付けで摂取しましょう。
その後、お粥やお豆腐等やわらかい食事に移行させてください。
7,まとめ
〇ファスティングとは、半日~数日間固形物を摂取せず、飲み物だけを摂取して過ごす。
〇ファスティングのメリットは体重減少だけでなく、 体内のデトックスや免疫力の向上、腸内環境・肌荒れの改善効果がある。
〇ファスティングは準備期間・断食期間・回復期間から成り立つ。
〇ファスティング期間中は和食を中心に、肉類・乳製品・白砂糖・食品添加物・揚げ物・カフェイン・アルコールは避ける。
〇ファスティング成功の鍵は、「スケジュール組み・水分の取り方・正しい回復食」にある。
ここまで、ファスティングの基本的な情報を紹介しました。
ファスティングにはダイエット効果はもちろん体の内側から綺麗になる効果があるといえます。
ファスティングのやり方は無限大です。
基本的な知識があれば、自分にあったファスティングのやり方で継続することが可能です。
是非紹介した内容を参考に、
自分のペースでファスティングにチャレンジしてみてください。
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