ファスティング中の頭痛、いつまで続く?対処法や注意点は?

ファスティング中、頭痛や吐き気が起こることがあります。

これは「好転反応」と呼ばれるもので、ファスティングの効果が出ているときに起こります。

今回はこの「好転反応」について解説します。

症状がひどい時の対処法や注意点も紹介しておりますので、参考にして無理なくファスティングに取り組んでください。

目次

1、好転反応とは

ファスティング中、頭痛や吐き気を感じることがあります。

これは「好転反応」と呼ばれ、老廃物を排出する過程で起こります。

「好転反応」が起こるということは、ファスティングの効果が出ている証拠なのです。

ファスティングにより糖質が不足すると、体内ではタンパク質や脂肪が分解されエネルギーが作り出されます。

分解される細胞に溜まっていた毒素や老廃物が血液中に出ることで、様々な「好転反応」が起こります。

体内に毒素が多い人(肉など脂肪分の多い食事をしていた方、食品添加物を多く摂取していた方等)や痩せている方ほど好転反応が強く出る可能性があります。

また、普段からカフェインを多く摂取していた場合、「好転反応」が強くでる可能性が高いです。

カフェインは依存性が高い成分です。

cororin
ファスティングをする1~2週間前から徐々に摂取量を減らす

強い好転反応を抑えることに繋がります。

2、主な症状

・頭痛、吐き気、めまい

・眠気

・吹き出物、ニキビ

・便秘、下痢

・発熱、寒気

・体臭、口臭、尿や便のにおいの変化

「好転反応」は一時的な症状ですが、上記のような症状がひとつでなく複数あらわれることもあります。

程度や期間は人それぞれ異なります。

3、頭痛や吐き気がひどいときの対処法

「好転反応」はほとんどの場合、休息をとることでだんだんと改善されます。

体の中の不要なものが排出される過程で起こる良い反応ですので、基本的には中止する必要はありません。

しかし強い反応がでてつらい場合は、下記の方法を試してください。

〇強い吐き気

食物繊維、ビタミン・ミネラルが不足していると吐き気が強く出る可能性があります。

酵素ドリンクや豆乳を追加で摂取し、様子を見ましょう。

また、塩を少量舐めると緩和される可能性があります。

水分を多くとり、毒素の排出を促すことも有効です。

〇強い頭痛

まずは体を温め、リラックスできる環境で休息をとりましょう。

半身浴で老廃物の排出を促すことも効果的です。

血糖値が低下すると頭痛が起きやすいので、酵素ドリンクの量を増やし、十分な睡眠をとって様子を見てください。

好転反応による頭痛の場合は頭痛薬を飲まずに以上のことを実践して下さい。

それでも症状が緩和されない場合は、無理をせずファスティングを中止してください。

その場合は、お粥ややわらかめのおそば等胃に優しい食事から摂取しましょう。

4、注意するべき症状

〇ふるえ、ふらつき

〇倦怠感

〇意識障害

血糖値が下がりすぎて低血糖状態になったときに出る症状です。

ファスティングによって体内の糖質が減っている状態で激しい運動を行うと、低血糖のリスクが高くなります。

ファスティング中は軽めの有酸素運動を行いましょう。

5、まとめ

◎ファスティング中の頭痛や吐き気は、老廃物を排出する過程で起こる「好転反応」である。

◎「好転反応」が起こった場合は休息をとり様子を見る。

 それでも症状が改善されない場合は無理せず中断する。

以上、ファスティング中に起こる好転反応についてまとめました。

毒素が排出され、体内が浄化されている証拠である「好転反応」。

cororin
ただ、不調の感じ方には個人差があるので無理をしないことが大切です。

断食期間の過ごし方についてはこちらの記事でまとめていますので、ファスティングを始める前にお読みください!

ファスティング~断食期間中の過ごし方を徹底解説~

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